いつもご利用ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年は本当に大変な一年でありました。
でも、新たなことにチャレンジした年でもありました。


昨年一年を振り返って、昨年の１月から３月頃くらいの間は
NHKの連続ドラマ　信楽が舞台のスカーレットで
大変忙しい日々でしたがそれもつかの間、
３月後半からは新型コロナウイルスの影響で客足がばったりと途絶えました。


それでも、うちはお店を閉めることはせず、換気と除菌、
ソーシャルディスタンスを保つことに気をつけながら営業を続けていました。
緊急事態宣言の出た時も、ほとんど毎日営業を続けていました。
とはいえ、どの飲食店もそうだったかと思うのですが、
一時期はお客様がほとんどいらっしゃらない日もあるくらい暇になってしまいました。


毎年行っていたお店のイベントや200人くらい集まるチャリティゴルフコンペも
中止になり、そして私自身普段なら松茸の買い付けや視察やらで
国内外を飛び回ることが多かったのですが、
それもできなくなって時間がぽっかりと空いてしまいました。
そこでこんな時だからこそ、今までずっとやりたいと思っていながら
時間がなくて出来なかったことをやってみようと思い立ったのです。


それが本を書いて出版するということです。
私の人生は一言で言えば失敗　失敗　また失敗　失敗だらけです。
他人が見れば「あほちゃうか」と思われるような行動、
「もうあかんやろ」と思われる経験だけは本当にたくさんしてきました。
それでもどうにか店を潰さず続けてきて今に至ります。


以前からそんな経験談を断片的にいろいろな知り合いにしておりますと、
「廣岡さん」面白いなぁ」「本にしたらええのに」なんてことを
よく言われてきました。
そのうちに、「本を作るのも面白いかもしれないと思い始めていました。
なんせ、やったことのないことに挑戦することは大好きなのです。
そして何よりも私の背中を押したのはこのコロナ禍で
商売が立ち行かなくなって、大切な店を閉める人が後を絶たないこの時世です。


もちろん本を出すと言ってはみたものの文章を書くのは得意ではありません。
素人の私には何をどうしていいやらさっぱりわかりませんでした。
ところがいろんな人にお声がけをしていたら幸いなことに
ご縁というのは素晴らしいですね。
普通本を作るとなると最低１年長くは２年はかかるのですが、
なんと思い立ってからすぐにコピーライターさん
そして出版社さんと良いご縁が繋がりなんとわずか
半年ちょっとで私の本が出版できました。


本の中には「あきらめない」「あきらめなかったら未来はある」という
メッセージが込められています。
「強い思いがあれば道は開ける」というひとつの証明になったように思います。
魚松は今も昔もリピーター様、常連様、お客様の応援により成り立っています。
そしてお客様が喜ぶことを考え知恵と工夫だけを頼りにやってきました。
そんなエピソードが本に詰め込まれています。
私としてはなかなかよくできた本だと思っています。


ぜひ友人のプレゼントにお買い求めください。
この本は元気や幸せを引き寄せる本でありますように・・・
私は思っています
ぜひ、この本を読んでいただいて
2021年、素晴らしいいい年を引き寄せてください


私が売りました本の一部を地元の甲賀市福祉の方へ寄付いたします
皆様のご協力をお願いいたします。